家づくりにおいて重視される家族団らんスペースのリビング!
最近は2階に配置するパターンが増えてきました。

2階リビングにすることのメリット・デメリットについて
考えてみましょう。

①メリット

・日当たり・・・日当たりが悪い敷地や狭小地の場合に
2階リビングにする方が多いようです。
2階は1階に比べると長時間光が入るため
明るさを確保できることで大変好まれます。

 

・プライバシー・・・これは特に狭小地の場合に多いのですが、近隣や道路からの
目線が気になるという声をよく聞きます。
このような場合は、2階をリビングにすることで
近隣からの目線も気にならずプライバシーも
保たれリラックスして過ごす事ができます。

 

・バルコニーの使い方・・・2階リビングにすることで
バルコニーの使い方の幅が広がります!

1階リビングの場合、2階のバルコニーの使い方は
残念ながら布団や洗濯物干しがほとんどと聞きます。
確かにそれはそれで必要ではあります!

しかし、2階リビングのバルコニーは
リビングと繋げて配置することで
ガーデニングを楽しんだり
または、第2のリビングスペースとして
気分を変えて過ごすこともできます。

更には空間が広く感じられるのも良いですね!

 

②デメリット

・階段の上り下り・・・リビングは1日の中でも長く時間を過ごす場所です。
2階にリビングがあることで
家事においては負担が増えることがあります。

買い物からの帰宅など
重い荷物をかかえて階段を上るのは何かと大変ですし
生活の中心が2階になるため間取りや家事動線によっては
必然的に階段の上り下りは増えてしまいます。

家族に高齢者がいる場合や
将来的に老後のことも考えて計画をする必要はありそうです。

 

・子育て・・・2階リビングの場合、家族それぞれの部屋(子ども部屋)が
1階になることが多いわけですが
そうした場合子育てにおいて、1階の子どもの様子が分かりづらいと
いう不安の声を耳にします。
確かに、帰宅も気づきづらいのかもしれません。
間取りを決める際には家族の部屋の配置も慎重に検討しましょう。

 

・工事費用・・・2階リビングにする場合は
工事費用の面で高額になることがあります!
キッチンや洗面所、浴室なども2階に配置するケースが多く
給排水工事の割り増し費用や、水回りの補強工事が必要に
なることも多いため費用が割高になってしまいます。

2階リビングを検討する際には
メリット・デメリットをよく考えたうえで計画しましょう。