マイホームを新築するとなると
多くの方がご利用される『住宅ローン』

そもそも
住宅ローンの借入が可能かどうかの審査は
金融機関が担保として抵当権を設定する不動産物件の調査
申込者本人の調査を行います

不動産物件の調査とは、万が一
申込者が住宅ローンの返済ができなくなったとき
その物件を売却すれば、金融機関が融資した
資金の回収が可能かどうかを見極めます

申込者本人の調査とは
年収や他の借入状況、勤務先や年齢などで
住宅ローンの返済が可能かどうかを見極めます

 

では、転職したばかりの方は
住宅ローンが組めるのでしょうか?

転職したばかりということは
申込者本人の審査の際に
勤続年数が短いと判断されることが考えられます

一般的に、民間の銀行等が扱う住宅ローンは
『勤続年数3年以上』というように
転職したばかりの方は条件を満たせない
といったことが起こるのです

ただ、転職とひとことで言っても
転職の理由や内容はさまざまです

同じ職種で収入アップが確認できる場合や
会社からの要請で転職する場合など
ケースによっては勤続年数を満たさなくても
借入れができる場合もあります

まずは一度
住宅ローンのプロにご相談されることを
オススメします

 

では、上記の内容で借入れができない方は
勤続年数が条件を満たすまで
住宅ローンを利用できないのでしょうか?

実は、転職後でも比較的早い段階で
ご利用いただけるのが『フラット35』です

テレビCMでも流れている商品ですので
「あぁ!」と思われた方も
いらっしゃるのではないでしょうか

フラット35とは
民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して実現した
長期固定金利の住宅ローンです

フラット35では
勤続年数の最低期間を設けていないため
安定した収入があれば就職年数が短い方でも
ご利用いただける商品です

ただ、あまりにも短すぎると
保証会社も判断しにくいでしょうから
勤続期間は最低でも3ヶ月は欲しいかな…と思います

勤続年数が一年未満の場合には
転職後の勤務先に給与の証明ができる書類を
揃えていただく必要があります

その書類をもとに
見込み年収の計算を行います

勤続年数が1年を経過している場合には
実際に支給された給料を
年収として審査を行う仕組みです

長期間の勤続年数がある方に比べると
提出する書類が増え
少し大変な部分もあるかと思います

しかし、転職後に比較的早い段階で
住宅ローンがご利用いただけるという
特徴もあります

転職をされた方や
転職を検討されている方に
ぜひ、参考にしていただければと思っています