車のカギでキーレスのものが増えていますが、
戸建ての玄関ドアでもキーレスのものがあります。

車のリモコンキーと同じように、
玄関ドアのリモコンキーを持っていれば、
玄関ドアから離れていても開施錠できたり。

玄関ドアのリモコンキーを持っていれば、
玄関ドアのドアハンドルボタンを押すだけで、
玄関ドアが開施錠できるものです。

リモコンだけでなく、カードキーやシールキーも
あります。

これらを電子錠と呼び、最近はとても好まれる方が多いです。

最大のメリットとしては、
荷物が多い時や、お子様を抱っこしている時に、
カバンの中からカギを探さずに
ワンタッチで玄関ドアが開施錠できるというところです。

玄関前でカギを探したりしてもたついていると、
雨の日だとより濡れてしまいますし、
押し込み強盗に狙われる可能性もあります。

家の前でもたつかなくて良いのは安心できます。

デメリットとしては、
停電時や電池切れの時は使用できないということです。
でも、リモコンキーであれば、鍵穴に使用できるカギが
付いているので、問題ないです。

注意することとしては、種類にもよりますが、
リモコンが作動する範囲が2m50㎝ぐらいということです。

つまり、下駄箱とかにカギを置く習慣のある方や、
玄関近くにカバン置き場等がある場合は
意識して玄関からカギを離しておくように
気を付けてください。

また、高級車強盗が車のリモコンキーを不正に開け、
エンジンをかけて盗んでしまうという事件を
たまにテレビで見かけます。

これはリレーアタックという方法で、
アンテナのようなものを持ち、家の周囲をさぐると、
車の電波をキャッチするというものです。

玄関ドアの電子錠でもこれと同じことが起きないのか
気になりますよね。

車のリモコンキーは常に電波を出していますが、
玄関ドアの電子錠は、リモコンボタンを押したときや、
ドアハンドルボタンを押したときだけしか
電波を出さないものが多いです。

その為、戸建て住宅でリレーアタックは
起こっていないようです。

玄関ドアの電子錠についてお話しましたが、
デメリットもそこまで気になるものではないので、
ご検討されてみても良いかと思います。

住宅設備や付属するもの等は、
日々便利になってきていますので、
きちんと優先順位を付け、ご検討されることを
お勧めします。