注文住宅の間取りを考える上で、
ご要望の上位にあげられるのが「収納の充実」です。
収納できず物が溢れてしまう、将来収納で困りたくない
など収納に対しての悩みを持たれている方は多いかと思います。

そこで今回は、「収納」スペースを考える際に、
失敗しないためのポイントをご紹介します。

 

1. 動線を考えた収納位置を確保

家の中で生活する上での、家族の動きをイメージしましょう。
動線から離れた位置に収納があると、実用性から離れてしまうため
使用頻度が減ってしまいがちです。家族普段動く位置、
ホール・廊下・居室などにも収納スペースを確保する事をオススメします

 

2.オープン収納はプライベート空間や見えない位置へ

収納スペースに扉を付けるか悩まれる人も多いかと思います。
扉のない収納は、物の出し入れがスムーズ、空間を広く
感じやすくなる点、通気性が良い点、などメリットがあります。
ですが、一方デメリットとして、収納内部が見えてしまう点なども
あります。オープン収納は、プライベートな空間に設置するなど
人の目線から離れた位置に
考慮した上でご検討をオススメします。

 

3.『収納』は『収納できる』のが前提

空間のデザインやインテリアを重視しすぎた収納の設置は、
実際には使い勝手が悪く、収納として機能しないこともあります。
いくらお洒落な空間でも、収納できず、物が溢れてしまうようになっては
機能性が落ちてしまいます。実際にどのような物を収納するかイメージ
する事も忘れないで下さい。

 

収納スペースは”単に収納を広く確保すること=快適
に直結するわけではありません。

計画性のない収納スペースを取った分、
部屋が狭くなってしまい
快適さが損なわれる可能性があることに注意してください。

 

しっかりとこれらを把握してから、
収納と間取りを検討していきましょう。