「注文住宅の良さ」は、何と言っても間取りを自由に決めれるところ。
打ち合わせ中によく、話題になるのが「収納」についてです。

よく聞くのは、建物の大きさの15%は必要だ・・・という情報。
実際はどうなんでしょう。

当然、取れるところに取れるだけ取りたい・・・。
という方が多く、個人的にも収納はあって困るものではないため
できるだけ多く取ってあげたいという気持ちもあります。

今回は、間取りを計画する時の収納スペースについての記事を
書こうと思います。

前述しましたが、収納はあって困ることはありません。
しかし、やたらめったらあってもドアばかり増えてしまい
見ため的にどうなのか?・・・となってもいけないですよね?

では、どういう考え方のもと収納スペースを確保するのが
良いのでしょうか?
ポイントは大きく2つ!

①なんといっても所持している物の量を把握しましょう。

自分がどんな物をどれくらい持っているのか?これを普通は
感覚で捉えている方が多く、意外とその感覚よりも多くの物を
所持しているケースがほとんどなんです。

例えば・・・私の話をします。

私はマンガが好きでかなりの量を持っています。おそらく300冊はある。
先日、大手通販サイトで回転式の本棚を購入しました。1つで160冊入るとの事。
2つ購入し、届いたその日に組み立てて大好きなマンガを入れ始め・・・

あれ?入らない。
しかも全然足りない。

慌てて同じ本棚を2つ追加購入。もちろん届いたその日に組み立てました。
概ね入ったので、現時点ではそれで良し…としていますが、入りきっていません。

ちゃんと数えると800冊以上のマンガを所持していました。
「いやいや。それは極端な例やろうもん。」・・・はい。そうです。極端です。
極端とも思えるウソみたいな実話です。

このように実は意外と多くの物を持っていた・・・という事は少なくないんです。
収納計画のためには、自分の持っている物の量をしっかり把握しておきましょう。

②収納には性格が出る?自分がどんなタイプなのかを知りましょう。

収納には性格・・・というかタイプがあるそうです。
笑い話のように見ていただきたいのですが、これから2つ質問をします。
お答えください。

1.使ったものを元の場所に戻せるタイプかどうか?
2.物が増えたら捨てれるタイプかどうか?

いかがでしょう?ちなみに私は・・・
使ったものを元の場所に戻すのが苦手で、物が増えても捨てれないタイプです。

例えば私のようなタイプの方は、収納をたくさん作ってどこになにを収納するか
決めていても、結局そこに収納しなくなり部屋に散乱し始めます。

だから、私のようなタイプは小さな収納がたくさんあっても機能しないため、
「なんでも入れられる大きな収納が必要」のようです。初めて聞いたとき
本当にそうだなぁ・・・と納得しました(^-^)

逆に、使った物は元の場所に戻せて、物が増えたら捨てれるタイプの人は・・・

どこに何を入れるか細かくジャンル毎に収納できるため、
「小さくても良いから数多くの収納を取っておくと良い」そうです。
なるほどなぁと思いました。

残りの2つは割愛しますが、このように自分がどんなタイプかで必要な収納の
大きさや数が全く変わってくるんですね。

一概に15%以上あれば良いとか、なるべく多くあると良いとかではなく
自分に合った収納スペースを計画することが大切なんですね。

書類なのか?マンガなのか?食品なのか?洋服なのか?外で使うものなのか?
一時期だけ使うものなのか?ずっと置いておくものなのか?・・・など
さまざまな事を考えてより使いやすい収納スペースを確保したいですね(^-^)

収納下手の長岡でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。