現在、戸建て住宅で使われている窓は、
全てアルミのもの、アルミと樹脂の複合されたもの、
全て樹脂のものと様々あります

その中でも、現在最も注目されているのが樹脂窓です

樹脂窓とは、窓のフレームが
樹脂製でできている窓のことです

もともと樹脂窓はドイツで生まれ、50年以上前から存在していました

断熱基準の厳しいドイツやアメリカでは
樹脂窓は高いシェアを持っています

日本でも樹脂窓は寒冷地でよく使われていますが
寒冷地でなくても樹脂窓を採用することは
メリットがたくさんあるのです

そこで今回は、樹脂窓の特徴とメリットを
ご紹介させていただきたいと思います

 

・高い断熱性

窓は熱の出入りが一番多い場所です

特に昔から広く採用されているアルミ窓の場合、
アルミは金属製なのでとても熱を伝えやすいのです

そのため、多くの熱が出入りし、夏は暑く、
冬は寒い環境を作ってしまいます

一方、樹脂は金属製のものより熱を伝えにくいです

窓からの熱の出入りを防ぐので
室内の暖かさを逃がさず、
室外の冷たい空気を室内へ伝えにくくしてくれます

 

・結露を防ぐ

部屋の暖かい空気が外気で冷やされた窓に触れると
空気中の水分が水滴に変化し、結露が発生します

結露すると、カビやダニが発生したりして
人にも家にもよくありません

しかし樹脂窓は窓自体が冷えにくく
結露がしにくいので人にも家にも優しいのです

 

・冬の体感温度がアップ

冬場、室内をいくらエアコンで温めていても
なんだか寒く感じることはありませんか?

周囲の窓や壁が冷えていれば
体感温度は低く感じてしまいます

しかし樹脂窓は窓自体が冷えにくいので
体感温度も低く感じることはありません

また、体感温度が低く感じない分
エアコンの設定温度も大幅に上げずにすむため
省エネ効果や光熱費の削減にも繋がります

 

・ヒートショックを防ぐ
暖かい場所から急に寒い場所へ行くと
急激な温度差の変化によって起こるヒートショック

最悪の場合、脳出血や心筋梗塞を起こすこともあります

部屋ごとの温度差が少ないお家なら
ヒートショックを防ぐことはもちろん
体もよく動き、歳をとっても
元気で活動的に過ごすことができます

 

以上、樹脂窓のメリットを
ご紹介させていただきましたが
いかがでしたか?

生活するうえで、暑さや寒さによる
健康のリスクをなくすためには
お家の断熱性を上げることが一番の近道です

樹脂窓であれば、夏は涼しく、冬は暖かい
快適で健康的な生活をおくることができます