カーテンレールって、普段あまり意識していないけれど、
いざ選んで購入しようと思うと
色々あって迷ってしまうと思います。

まずは普通のカーテンレールと、
装飾レールの違いを理解するところから
始めましょう。
「普通のカーテンレール」として
一般的にイメージされるのは、
スチールやアルミ等の金属でできているものだと思います。

レール エリート

画像提供/TOSO

 

こういったレールは、業界用語で
機能性レールと呼び、
文字通り機能に特化した、見た目はシンプルなレールです。

どういった機能に優れているかというと、
レールの内部をランナーが走っているので
カーテンの開閉がスムーズに行えます。

ランナーとは、カーテンのフックをかける部品のことで、
このランナーの滑りが良いかどうかは、
カーテンの開閉のしやすさに直結します。

取付部品も作業のしやすさを考えて作られているので、
取付作業も比較的簡単で、手間がかかりません。

見た目がシンプルでコンパクトに収まる分
取付位置の制限も少ないです。
一方で装飾レールとは、
カーテンレールをカーテンをかける道具としてだけではなく
見た目の良さも追求したレールのことです。

装飾レール

画像提供/TOSO

何といっても見た目の良さが特徴で、
カーテンをぐっと引き立て、
お部屋の雰囲気をワンランクアップさせてくれます。

木でできたものや、スチールやアルミにラッピングされたものなど、
様々なタイプがあるので、
お部屋の雰囲気に合わせてインテリアとして楽しめます。

ただし、装飾レールに多い、レールにリングランナーを通して
カーテンの開閉をするタイプですと、
機能性レールと比較して、ランナーの滑りはどうしても悪くなります。

リングランナー

画像提供/TOSO

※装飾レールにも、ランナーを走らせるタイプのものももちろんあります。

装飾レールは、見栄えもするので、
窓枠より高めに、左右に広めに取付するのがお勧めですが、
そうすると希望した位置に取付出来ない場合も出てきます。

下地がなかったり、ドアやクローゼットの扉がぶつかったり、
エアコンの位置の問題があるからです。

装飾レールは幅はありますが
機能性レールに比べて高価なものです。

せっかく気に入ったものを買っても
付けられないでは困りますので、
サイズと窓周りの状況をよく確かめることは非常に重要ですね。

 

まずは窓周りの状況を踏まえて
機能性レールにするか、装飾レールにするかを決め、
そこから好みのカーテンレールを探してみましょう。