注文住宅の場合、賃貸の時と比べると、
部屋の数も多くなり、
部屋の広さも広くなることがほとんどです。

そうなると、賃貸に住んでいた時よりも、
光熱費が上がってしまうのではないか、
という不安も出てくるかと思います。

今回は、注文住宅で光熱費を減らす効果があると
言われているものをご紹介します。

 

まずは、窓の断熱性を高めること。
2枚のガラスの間に空気層を挟んだ複層ガラスは、
熱を通しにくく、冷暖房が効きやすくなります。

窓の断熱をすることで、
冬場の結露も発生しにくく快適になります。

また、窓のサッシにも断熱性の高いタイプがあり、
断熱サッシと、複層ガラスを組み合わせることで、
更に断熱性が高まります。

次に、オール電化契約をすること。
夜間電力は、昼間に比べて割安なので、
ガスと電気を併用するよりも
電気だけの一本化にする方がお得になることもあります。

そのご家庭のライフスタイルに合うのであれば、
オール電化契約を電力会社と結ぶことにより、
効果的に光熱費が削減できる可能性もあります。

他には、太陽光発電を付けること。
太陽の自然エネルギーで発電し、
余った電力は買い取ってもらえます。

 

最近では、住宅設備も、水道、光熱費削減できるものが多く、
使用する水の量が少ない節水トイレや、節水シャワー、
温度が下がりにくい保温浴槽、
節水にもなる食洗機といったものもあります。

照明器具もLEDが多いので、
むしろ照明に使う電気は減る可能性が高いですし、
家電なんかも省エネのものが増えています。

 

住宅自体の気密性、断熱性を高めていくのも、
もちろん効果的です。

 

注文住宅を建てるのは、色々な不安も多く、
特に資金面では引っかかる方は多いと思います。

でも、長い目で見たときの、賃貸と新築戸建ての注文住宅では、
光熱費の差も大きくなってきます。

住宅ローンの支払い額だけでなく、
光熱費も含めたトータルで考えていく必要があります。