付帯工事ってどんな費用なの?と疑問に思われる方も多いと思います。

 

建物の本体価格以外にもかかる工事のことを

一般的には付帯工事費用と言います。

 

付帯工事もさまざまな項目がありますので、

ひとつずつご紹介していきますね。

 

 

仮設工事

工事中に使用する電気や水道の工事にかかる費用です。

また職人さんが使用する仮設トイレなども設置しなければなりません。

 

 

ガス工事

ガスを採用される場合にかかってくる費用です。

ガスを建物に繋ぐために必要な配管工事の費用です。

 

またプロパンガスか、都市ガスかによっても費用が変わります。

プロパンガスは設置費用が安いです。

月々のガス代は都市ガスに比べてやや高めです。

逆に都市ガスは設置費用が高いです。

月々のガス代は安いです。

 

 

電気外線引込工事

電柱から建物まで電線をつなぐ費用です。

 

また電柱などを移動する際は

道路の掘削許可などが必要となるので時間がかかります。

場合によっては工事費用が発生します。

 

 

 

屋外給排水に関する工事

敷地内の給水管や排水管をつなぐ工事です。

建物の配置によって管の長さが変わってまいりますので

工事の金額が変わります。

また、敷地内に水道管が引き込まれていない場合は

道路に埋設された水道管を敷地内に引き込む工事が必要です。

 

その見分け方としては敷地内に水道メーターがあるかどうかです。

ある場合は引込工事費用はかかりません。

 

 

浄化槽設置工事

エリアによりますが、下水道の設備がない地域にかかる費用です。

浄化槽とは、建物から出た生活雑排水を敷地内できれいにする装置のことです。

 

浄化槽は建物の大きさや、住まわれる人数によって変わりますので

金額も変わってきます。

 

 

地盤調査費用

間取りが決まって、建物の配置が決まると

必ず地盤調査を実施しなければなりません。

その際にかかる調査費用です。

 

建物下の地層の地耐力を調査して、

地盤に問題がなければ、調査費のみです。

地盤が弱ければ、地盤改良工事が別途必要となります。

 

 

建築確認申請費用

家を建てる前には役所に申請が必要です。

それを建築確認申請といい、計画の内容が建築基準法や

関連法令に適合しているのかをチェックします。

 

建築確認申請を受けるための書類作成や手続きは

設計事務所に依頼をします。

品質管理費

建築現場を管理するための費用です。

作業者や周りの安全を確保するために

外部足場をたてて、ネットを張ります。

 

また、環境問題を見据えて建築現場ででる大量のごみ処理は

規制も厳しくお金もかかります。

 

また建物の大きさによって品質管理費の金額は変わります。

 

 

このように建物の本体価格以外にかかる費用はたくさんあります。

 

建てる場所によって費用が変わってきますし、

建物の大きさによっても変わってきますので、

お建て替えの方はもちろん、

気に入った土地にどのくらい費用がかかるのかは、

ぜひ、住宅会社にご相談してみましょう!