新築をする際にかかる細かい出費で、見落としがちなものってなに?

新築をすると、思いもよらぬ費用が出ることがあるって聞いたけど・・・

家が出来上がってから初めて気が付く失敗ってなに~?

 

新築をする際の注意点といえば、
やっぱりお金にかかわることが、一番でしょうか。

新築をする際、新築にかかる総予算を把握しておくのは
言うまでもありません。

しかし思いもよらぬところから出費となり、
計画がくるったというようなお話をよく耳にします。

新築の見積や予算計画書にものってなくて、
後から気が付く費用もあるのです。

 

こでは、新築をする際の注意点として
新築にかかる費用で、見落としがちなもの

新築の家に持ってくる家具・家電などについての
注意点をご紹介していくことにします。

 

まずは新築工事の手始め、地鎮祭についての注意点です。

地鎮祭はされる方がほとんどですが、
依頼する神社によっては、準備に手間がかかったり
費用もかわってくることをご存知ですか?

建築会社が紹介する神社以外に、地鎮祭を依頼される場合、

神事に使う竹・砂・鍬や鋤・お供え物などを

自分で準備しなければならない時があります。

鯛やお酒・果物などの準備はもちろん、
神主さんの送迎をしなければならない神社もあり

お礼に支払う『初穂料』以外に
細かい出費や時間と労力が必要となってきます。

お知り合いや、ご近所の神社に
個人的に依頼される時は確認をお忘れなく!

 

つぎはガス管についての注意点です。
古い家を解体した場合、敷地に埋設されている
ガス管撤去に
工事費がかかる

ってご存知でしたか?

建て替えを計画しオール電化を採用、今までの都市ガスを
使用しなくなる時、本管からの引込み部分の
ガス管撤去が必要となります。

その際、解体工事費とは別にガス会社(西部ガス等)に
撤去費用を支払わなければならない場面が多いのです。

オール電化に切り替えられる際はご注意くださいね。

 

つぎに、新築の家に持っていく家具についての注意点があります。

今まで使っていて、お部屋に馴染んでいた家具を、
そのまま新築のお家に持って行って、
やけに古びた感じがしてしまうことがよくあります。

思い出の品で大切にしなければないものは別として、
新しいものに買い替える予算を組んでおいた方がよいかもしれません。

家具購入費は余裕を持った予算をたてておきましょう。

 

家電で一番の注意点は、リビングに置くテレビです。

新築のリビングを飾るテレビはインテリアとしても重要なポイントですよね。

テレビを設置する壁面大きさ、見る位置までの距離で
型数を決めておかないと

テレビがやけに小さく見えてしまい、バランスの取れない
リビングになてしまった、なんてことがよくあります。

新築のリビングは今までより確実に大きくなっています。
インテリアとしても満足できるに合うサイズを
選ぶよう心掛けたいものですね。

 

また、TVアンテナは別途費用になるので注意が必要です。

新築の付帯工事にTVアンテナ代は入っていない
のが普通です。
BSも含めれば7万円くらいの予算が必要となります。

スカパーなどあらかじめ配線工事が必要なものもあり、
電気配線の追加費用となります。

家電購入費の中にあらかじめ組み込んでおく ことを
お勧めいたします。

 

エアコンの選定にも注意が必要です。

設置場所を設計段階から十分吟味しておかないと

希望の機種が壁に納まらなかったり、
室外機を置く場所が外構計画にも影響して
ウッドデッキが思いの位置に付けられなかった

なんて事態も引き起こします。

取付予定の壁に納まる大きさを選んで安心していても
カーテンレールなどで取付場所が狭くなってしまい、
予定していた機種が取付られなかった、ということも・・・

家が出来上がってからでは手遅れです。
設計段階からエアコンの機種選定を始め
エアコン本体や室外機のサイズの確認はしっかり行っておきましょう。

 

家具や家電に関しては、
新たに購入した電化製品や家具が
予定の場所に入らない
・・・という情けない失敗もあります。

サイズに余裕をもって購入することと、置くスペースの寸法を測る際
壁と壁の間を測るのではなく、床と壁の接点にある
巾木とよばれる材料の間で計測することが注意点となります。

僅か数センチの差でお気に入りの家具や家電が入らない・・・
なんて失敗をされませんようにお気をつけくださいね。

 

思わぬ出費や、気が付かない失敗など、新築をされる際の
注意点はいろいろありますが、資金面や家具のサイズなど、
それぞれ余裕をもった計画を心掛けましょう。

新築をする際、不安な点やわからない点は、出た時点ですぐ
営業や工事の担当の方に問いかけ、早期に解決しておく・・・
というのも、失敗を未然に防ぐ注意点かもしれませんね。