雨風や日中の紫外線などから建物を守ってくれる外壁。
単に外壁といってもたくさんの種類があって
どれを選んでいいのか迷いますよね。

一般的に戸建住宅に使われる主な外壁材として、
サイディングモルタルタイルALCなどがあります。

この中でもっとも多く使われているのが、サイディングです。
サイディングは種類やデザインが豊富で、
何よりも施工がしやすいというところで多く使われています。

ですが、外壁は家を守る重要な役割をもっているので、
“施工がしやすい”といった建てる側のメリットではなく
住む側のメリットで選んでいった方がいいと思います。

そこで、外壁選びの5つのポイントをご紹介します。

【 ポイント1 】 熱を通しにくい外壁か? ( 断熱性 )
断熱性が高い外壁は、寒い冬や暑い夏から暮らしを守ります。

【 ポイント2 】 長持ちする外壁か? ( 耐久性 )
耐久性が高い外壁は、雨風や紫外線などの厳しい自然環境に
耐えることができるので、メンテナンスが楽々です。

【 ポイント3 】 地震に強い外壁か? ( 耐震性 )
耐震性が高い外壁は、地震が起きたときの倒壊を防ぎます。

【 ポイント4 】 音を通しにくい外壁か? ( 遮音性 )
遮音性が高い外壁は、建物内外の騒音を防ぐので、快適に暮らせます。

【 ポイント5 】 デザイン性のある外壁か? ( デザイン性 )
家の印象を左右し、住人の個性が一番現れる部分なので
デザイン性も欠かせないポイントです。

すべてのポイントを満たす外壁もありますが、
性能が高い分、価格も高い場合が多いです。

個人的には、快適な暮らしが送れるように
遮音性に優れた外壁材をおすすめしますが、
住む場所や、今の環境での不満な点から選ばれてみてもいいと思います

ただし、ハウスメーカーや工務店によっては外壁の種類を選べない場合がありますので、
まずはこの5つのポイントの中で優先順位を決めて、
その性能に強い外壁を取り扱っているところに行かれることをオススメします。