自分の家を良く見せたい・・・
これは誰にでもある気持ちではないでしょうか。

ある程度、お金をかければ難しい事ではないかもしれません。

しかし、どなたにも予算があり、かかるお金は建物だけじゃなく
家電や家具、引っ越し代などもあるため、なかなか本命の建物に
多くのお金を回せないという方も少なくありません。

今回は『我が家を良く見せる方法』について・・・
個人的な主観を基に偏った方法を記事にします(笑)

軽いお気持ちでご覧ください。

まず前提として。
建物はものすごく多くの材料が集まって完成します。

だから外観・内観、全てにお金をかけてよく見せる・・・
これは得策ではありませんし、あるゆる所にお金をかけても
下手をすると『良く見えない』という事になりかねません。

そこでポイントを3つに絞った方法をご提案します。

①『どこを』良く見せたいか決める。

さて、これは皆さんそれぞれで違うと思いますが
どこに見せ場を作りましょうか?

いくつか例を挙げましょう。

・家の顔とも言われる玄関が見える外観
・お客様をお迎えする玄関内部の雰囲気
・やっぱりリビングでしょ?
・見せるキッチンに憧れてる
・ダイニングキッチンという空間そのものを雰囲気よくしたい
・洗面台周りも見られる事があるから良く見せたい。

いかがでしょう?共感できるポイントはありましたか?
もちろん、他にもポイントはあるでしょう。

できれば全部したい・・・これが本音だとは思いますが
中途半端にそれぞれにお金をかけてしまうと、逆に
どこも微妙な満足値となってしまうかもしれません。

2~3つのポイントに絞って、しっかり工夫を凝らす事で
ご自身の満足値アップやご友人やご親族に自慢できる
見せ場を作りましょう。

②『どのように』見せるのか?

次に大切なのは、どのように見せるか?です。
この「どのように?」は、実は好みもあるため難しいんです。

さらに知識が乏しいと・・・「そもそもどう見せたいかわからない」
なんて事にもなるので、インスタグラムや雑誌などで予備知識を
集めておく事が前提となります。

ここでも少し例を挙げましょう。

・玄関ドアが見える外観の場合

一般的に玄関ドアは素材がアルミです。木調のカラーを選んだり
選択肢は様々。でも中には、ステンレスを素材に使った玄関ドアも
あるんです。めっちゃ高いですが、すごくカッコいい!

これを選ぶと他の飾りは一切不要!というのも良いでしょうし、

玄関ドア、外壁のカラーをしっかり合わせてシンボルツリーの
グリーン、外部の照明、アプローチの敷石・・・
トータルコーディネートで勝負するのも良いでしょう。

・見せるキッチン空間を演出したい場合

キッチンも種類は豊富にあります。玄関ドアと同じですが
高額商品を採用して、キッチンそのものを「オブジェ」のように
扱い、他の飾りをしないのも良いと思います。

キッチンは標準的なものでも、色を合わせ天井には木材を
誂えて、床にはタイル。間接照明を配灯して「空間」を
良く見せる方法も良いでしょう。

・リビングを雰囲気良くしたい

空間を雰囲気良く作る時は、ただお金をかければよいという
事でもありません。特にリビングはお客様が来られるかもしれない場所。
気合いも入れたくなる気持ちは理解できます。

テレビの後ろの壁に「エコカラット」を貼り、側面の壁にはカラークロス。
カーテンには好みの柄を使って床には・・・
上手い人はこれでよくできるかもしれません。

ただ「アクセント」という言葉があるように、適度な見せ方の方が
飽きがこなくて良いこともあるでしょう。

もしテレビ後ろにエコカラットを採用したのであれば、ライトを配灯させ
基本的にはそこを見せるため、そこに視線を集めるために敢えて
他には飾りを入れない方が好む方が多いのではないでしょうか?

長くなってしまうので例はこのくらいにしますが、
「どこ見せたいのか?」を「どのように見せたいのか?」
しっかり検討しましょう。

※なんだかんだで、何かを良く見せようとした時に、
切り離して考えられないのは照明の配灯・・・とも思います。

ご興味あれば過去の記事を参考にされてください。

新築時の照明配灯でオススメはありますか?

新築時のオススメの照明ってありますか?


③予算を確保しましょう。

①②でどこをどのように見せたいか。が決まっても
予算が確保できなければ実現できません。

したい事が実現できない・・・ならまだしも、そこまで考えた事が
実現できないとなると、気持ちのダメージが大きくなり
最悪、マイホームが欲しくなくなる。こうなるといけません。

ご自分が見せたいポイントにどのくらいお金がかかるのか?
これを把握し、もし現時点で予算が足らないなら建物の大きさを
少し我慢してみたり、少し安い土地を探す必要もあるかもしれません。

思い切って、家具や家電はいつでも買える!と割り切って
建物は我慢しない!・・・これも一つの選択肢でしょう。

さて、いかがでしたか?2000文字超えちゃったのでこの辺でまとめます。

ただ、最近は自慢できるポイントを採用する方が激増しています。
せっかくの注文住宅。建売住宅では絶対できない事を実現するのは
私は賛成ですし、愛着も変わってきます。

住宅ローンの支払いは多くの方が35年返済です。
35年間、維持するのって、きっと新築することより難しいはず。

頑張って支払うというモチベーションを維持するためにも
今回の記事のような事を実現し、満足値の高い新築を目指しましょう。

長くなってすみません。
以上です。