はい、受けられます。

住宅ローン控除は、正式には「住宅借入金等特別控除」といいます。
税額控除なので、一般的に「住宅ローン減税」と言われてます。

簡単に言いますと、住宅ローンを借りてマイホームを購入する場合、
翌年から10年間にわたって、
ローンの支払い残高に応じて所得税から差し引かれ(還付され)ます。

まずは住宅ローン支払い残高に対し、10%を10年間に渡り減税してもらえます。

住宅ローンを月々支払っていく上では、助けになる制度ですね。

しかし、この制度も延長されていますが、
いつまでもこの仕組みが続くかどうかはわからないところです。

ぜひ、新築を考えている方には、利用していただきたいものです。

 

さて、ここからは参考として、
手続きの方法について簡単に記載しておきます。

【住宅ローン控除の申請方法】
まずご用意して頂く必要書類がいくつかあります。

●必要書類
① 住民票の写し
注意:今年からはマイナンバーカードか住民票にマイナンバー記載が必要になっています。
②銀行からの残高証明書原本(年末に金融機関から送付されます)
③土地・建物の登記簿謄本の原本(無い場合は法務局で取れます)
④建物と土地の請負契約書のコピー(印紙が無いと無効)
⑤今年度の源泉徴収票の原本
⑥振り込まれる口座番号(還付用の口座)
以上が必要です。

書類を持って、最寄りの申請機関(税務署か役所)窓口で受け付けを行います。

その他に前年中「お住まい給付金」や「長期優良住宅」等で補助金等を受けられた方は、
手続きの間にも、担当の方に聞いて頂くと計算方法を教えてもらえます。

また、合算(2人)で住宅ローンを借りられた場合は、
持分(1/2とか)が有れば、それぞれが持分に合わせて申請を行います。

お一人で行かれても2人分の申請は可能です。

初回だけは税金が引かれてますので口座に振り込まれます。

2年目以降からは、お勤めの場合は勤務会社の方で、
生命保険控除と同様に残高証明書を添付して提出すれば処理してもらえます。

このように書いてみると、
「なんて難しいんだ!」とうんざりされるかもしれませんね。

でも、安心してください。
申請時は必ず担当の方が付いて誘導されますので簡単に行えます。

最近は2月に入ると確定申告をされる方が多く、時間がかかりますので
1月に入ったらすぐに行かれた方が、
待ち時間も少なく、30分ほどで申請が終わりますよ。