お家づくりを検討される際に、建築予定地が有るか、無いかは
家づくりを考える際に、とても大きなポイントになります。

家づくりの予算組をする際に、お建替えの場合は
土地購入費用が必要ない為、建築予定地が無い方と比べると
比較的に総額が抑えられることがほとんどです。

ですが、お建替えの場合ならではの注意点があります!

今回は、その注意点はお伝えします。

注意点:その①⇒仮住いの費用
建替えの場合、当然ですが今の住まいを解体しなければいけません。
その為、お家が出来るまでの期間は仮住いが必要です。

意外とこの費用を見落としていらっしゃる方は
少なくありません。

仮住い期間は、お家の建築中だけじゃなく、古いお家の解体期間も
みておかなければいけません。

お家の建築工事期間は、どのメーカーでお家を建てるかで変わってきますが
通常の木造住宅であれば建築工事が着工してから完成までは3~4ヶ月は
かかります。

そこで解体工事の期間も含めると、大体5ヶ月は仮住い生活をする必要があります。

5ヶ月分の家賃と敷金等も含めていくと数十万という金額になります。
これだけで、それなりのオプション工事が出来るくらいのレベルです。

また、引っ越しも2回行う事になりますので、その点の費用を考えておく事も
忘れないようにしておきましょう。

注意点:その②⇒建替えであっても、必ず地盤調査は必要!
建替えを検討されている方々のなかには、今まで家が建っていて
お家が傾く事もなかったから、地盤調査は必要ないでしょう。と
仰る方がいらっしゃいます。

この点は大きな間違いで、建替えであっても必ず地盤調査は必要です。

理由は、建物の構造や形も変わりますから、建物自体の重さが
大きく違います。

その為、地盤の調査費用は必須とお考え下さい。
余裕があれば、万が一の為に地盤改良工事費を予備費用として
予算組しておくと安心です。

注意点:その③⇒お家周りのブロック塀
最近は地震も多く、ブロック塀に対しての規定がとても厳しくなっています。

現在お家の周りを囲っているブロック塀も、たとえヒビも入っておらず
まだまだ使える状態であったとしても、ブロックの厚みや段数によっては
お家と一緒にブロックの解体、もしくは一部撤去などが必要になるかもしれません。

そうなると、ブロックの解体費用や新たに規定に沿ったブロック新設費用や
フェンス費用が必要になります。

この点は専門の方じゃないとチェックできないところです。
事前に見てもらうようにしましょう。

今回はこの3点をご紹介しました。

お家づくりを考える際には、いろいろなチェックポイントがありますので
それをご自分で見ていくのはリスクが伴います。

建設業者やハウスメーカーの人たちに全体的に敷地を確認してもらう事は
必須となります。

建替えをご検討の方々は上記の内容を是非参考にされてください。