注文住宅で建てる際、敷地の形状に合わせて
希望の間取りを作っていきます。

大きな収納を作りたい、
家事動線、生活動線の良い間取りにしたい、
自分専用のスペースが欲しい等々
間取りに対しての希望があるかと思います。

しかし、その希望の間取りの決め方が分からない
という方も多くいらっしゃいます。

今回は、希望の間取りを決めるお勧めの方法についてです。

まずは家族の意見をまとめるところから始まります。
現在の住まいのどこが不満なのかを考えると、
新しい家に対しての意見も出やすいです。

そして「こんな家に住みたい」を見つけます。
モデルハウスを見てみたり、
インターネットや雑誌で探したり、
色々なものを見てください。

最初はふわっとした希望で良いので、
取りあえず色々な希望を出してみてください。

最近の注文住宅で多く見られる
対面キッチン、リビングと繋がる和室や畳スペース、
シューズクローク、ファミリークローゼット、ランドリースペース、
パントリー、独立した洗面台、将来仕切れる子ども部屋等々

どれも欲しいですか?
流行っているから欲しいではいけません。
それぞれメリット、デメリットはあるものです。

何でそのような間取りにする必要があるのか、
何を優先するのか整理するようにしてください。

重要なのは、流行やデザイン性ばかりを追求せずに、
自分の家に本当に必要かどうかを見極めることです。

注文住宅の場合、その家に長い期間住むことになるかと思います。
その際、将来に変化していく家族構成だったり、
変化するかもしれない動線だったりを、
いかに予測していけるかになってきます。

間取りを決めるにはある程度時間がかかるものですので、
余裕を持って考え始めるようにしてください。