新しくお家を建てるときや、リフォームをするときに、
見本帳やショールームで、たくさんのクロスの中から、各部屋のイメージに合わせて選ばれると思います。
なかでも、子ども部屋は悩まれるお部屋の一つです。

せっかくかわいいクロスを選んでも、お子様はいずれ大きくなり、
それが趣味に合わなくなるかもしれませんし、
お子様が巣立った後は、そのお部屋を書斎として利用されるかもしれません。

その部屋を長く使うことを考えると、悩んでしまいますよね。

 

“長く使える、無難なクロスにするべきか・・・”

“お子様本人に選ばせたいけど、あまりに子供っぽすぎるのも・・・”

“せっかくだから、かわいくしたい、かっこよくしたい”

・・・など、いろいろと悩まれるのではないでしょうか。

 

子ども部屋としてのかわいらしさもありつつ長く使えるインテリアとして選ぶ場合、
クロスのカラーやデザインの選び方や、その組み合わせなど、方法はいろいろとありますが、
今回は、クロスの貼り方について、お話ししていきたいと思います。

 

クロスにもたくさんのデザインがあり、
かわいいキャラクター柄や、ポップなカラーのクロスは、明るく楽しい気分になります。
お子様だけでなく、大人の方にも人気のデザインも多くあります。

お部屋が明るくなり、かわいらしい印象になりますが、それを部屋全体に貼ってしまうと、
キャラクターやカラーのインパクトが強く、圧迫感も生じてしまいます。

そのような場合は、貼り分け方を工夫したり貼る場所を限定してみてはいかがでしょうか。

 

そうすることで、キャラクターのクロスの面積は少なくなりますが、
逆に目線が引きつけられるのでその柄を引き立たせることが出来ます。

 

a )アクセントクロスとして壁一面のみに貼る

インパクトのあるクロスは、
アクアセントとしてお部屋の壁一面に貼ると、とても目を引きます。

その際、窓のある壁面ですと、カーテンの柄との兼ね合いも出てくるので、
アクセントクロスの柄やカラーを際立たせたいのであれば、
窓のない壁面の方が合わせやすいかもしれませんね。

出典:sangetsu

出典:sangetsu

出典:SINCOL

 

 

b)ニッチやクローゼットの中に貼る

小さい面積や、奥まった場所に貼るので、遊び心を発揮できます。

ニッチの場合、絵画やポスターのような印象にもなりますよ。

出典:Lilycolor

出典:sangetsu

C)上下に貼り分けをする

腰上と腰下等で貼り分けたり、目線の高さのみにアクセントとして貼ったり、
天井に近い上部とそれ以外で貼り分けたり、と様々貼り分ける方法があります。

座った時と立った時の目線の違いや、大人と子どもの目線の違いで、視界に入ってくるものが違って見えます。

出典:sangetsu

出典:Lilycolor

出典:sangetsu

出典:SINCOL

 

今回は、貼り分け方や貼る場所についてお話ししてきましたが、いかがでしたか。

 

お好きなクロス、遊び心のあるクロスを楽しく選んでいただくのがベストですが、
貼り方によって、大きく印象は変わってきます。
もし子ども部屋のクロスで悩まれた際には、ぜひ参考にしてみてください。