最近、家づくりの検討されるご夫婦が共働きの場合が
多くなってきました。

女性の社会進出が進み、奥様も会社で
バリバリ働いて、ご主人と一緒にローンを組んで
夢のマイホームを取得する。

今では、ちっとも珍しくなくなってきました。

今回は、共働きで新築一戸建てを取得するご夫婦の
お話しを聞いていく中で、「ここを作っていて良かった」
とか「ここは使いやすかった」と、ご満足頂いた
間取りのアイディアをお伝えします。

1、ランドリースペース(洗濯室)をつくる
こちらはとても重宝されています。

共働きとなると、洗濯物をお庭やバルコニーに
干していた時に、急な雨に対応出来ません。

ランドリースペースがあれば、その点は心配いりません。
また、わざわざお庭やバルコニーまで行かずに洗濯物を
片付ける事が出来ますので、家事を簡略化することができます。

ランドリースペースを作る場所のお勧めは洗面所です。
洗面所に作る事が難しい場合は

その近くに作る事をお勧めします。
理由は、洗面所には洗濯機がありますので
洗濯機から出してすぐに干す事が出来るためです。

行動範囲としては、わずかな違いとは思いますが、
毎日のこととなると、ちょっとの工夫が大きな差になります。

2、リビングの一角に作業スペースをつくる
これは、お子様がいらっしゃる奥様方にとっても人気です。

働く奥様達のなかには、ご自宅にお仕事を持って帰り
ちょっとした時間を利用して、その仕事を片付ける、という希望を
お持ちの方が多いです。

ですが、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では
お子様が目に届かない場所で仕事をするのは、
心配になると思います。

その為、お勧めしているのは、孤立したスペースではなく
LDKと繋がったオープンな作業スペースです。

お子様にも目が届くし、仕事を片付ける事も出来て
一石二鳥です。
3、家族みんなで使えるファミリークロークをつくる

乾いた洗濯物を各部屋に持っていくのではなく、
ファミリークロークに片付ける。

これも家事時間の簡略化につながります。
ファミリークロークを1階に設けると更に効果的でしょう。

また共働きのご夫婦は、なかなかお子様との
時間がつくれず、コミュニケーションを
とるのが難しくなる時期があると思います。

ファミリークロークは
顔を合わせる場にもなります。

以前、リビング階段のある間取りが流行りました。
それと同じ効果があるかもしれません。

今回は、この3つをお伝えさせて頂きました。
共働きで間取りを検討する際は
参考にして頂けると幸いです。