Q.太陽光発電って必要ですか?その①
一時期に比べると熱も下がってきたように感じる太陽光発電。
確かに毎年売電価格も下がってきており、以前に比べると
メリットは少なくなったように感じます。

この質問に関しては、様々な考え方もありますので「正解」は
ないかもしれませんが、個人的な見解も含めてお答えしますね。

まず、答えから。
私は「必要」と思っています。

理由をこれから書き込みますが、逆に不要とお考えの方の理由を
いくつか挙げてみます。

①売電価格が下がってきたからモトがとれない。
②メンテナンスも必要で、単純にメリットばかりじゃない。
③初期費用が高い。
④出力制御がかかるのが心配。

おそらく、このような理由が多いのではないでしょうか?
確かにその通りです。

しかし、この理由以上に必要な理由があると考えた方が
実際に設置しているんでしょう。

私が太陽光発電をオススメしている理由は
ちょっとマニアックな理由になるんですが・・・

①将来的に上がってしまうかも知れない電気代の削減
②どんどん高くなっている「再エネ賦課金」の削減

大きくはこの2点なんです。

記事が長くなってしまいそうなので、今回は①についての記事を
書きますね。②は後日アップしますのでお楽しみに。
①将来的に上がってしまうかも知れない電気代の削減

皆様は普段、電気代って気にされていますか?
2年前から比べて高くなったと感じていますか?

実際、平成28年の4月から各電力会社は料金形態が変わっていて
深夜電力の時間帯の電気料金は値上げ傾向にあるんです。
じゃあ今後も値上がりするの?

この辺りが確約できるような話ではなくなるので、表現が
難しくなってくるのですが、電力の自由化が始まって価格競争も
あり、現在はどこの電力会社も価格を高くはできないはずです。

しかしこの先10年・20年となると「上がらない」と簡単に判定も
できないワケで、上がるだろう…と思っておく方が無難です。

今年度は売電の価格は出力制御対応にしていれば単価は28円です。
現在の買電は、一年で一番高い時期は昼間の料金は約26円。
※九州電力(電化deナイト)の場合※

太陽光発電の搭載の理由の一つは、ここなんです。

たまに、買電と売電の価格があまり変わらないから意味がないといった
お声を聞く事もあるんですが・・・そうではなく。

太陽光発電の搭載理由は、28円で電気を売る・・・のではなく
そもそも26円の電気を極力買わないようにする事なんです。

将来もし、30円になった時も、40円になった時も搭載していれば
昼間の高い電気を買わなくても済むんです。

売るためじゃなく、買わなくするため。
いかがでしょうか?ひとつの参考にされてください。

次回の記事は再エネ賦課金についてをアップしますね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。