「吹き抜けがある家」ってあこがれますよね!
最近では、天井に梁を見せるようにした吹き抜けなど
オシャレな空間として取り入れる方も多いです。

しかし、どのような間取りにもメリットとデメリットがありますので、
これらをしっかりと理解した上で計画することが重要です。

それではさっそく、
吹き抜けのメリットとデメリットをご紹介します。

まずメリットから紹介します。
1つ目のメリットは、開放感です。

リビングは広くてリラックスできる空間にしたいと思いますよね!
吹き抜けを作ると1階と2階が繋がり視界が抜けるので、
実際のリビングの面積よりも広く感じさせることができます。

2つ目のメリットは、部屋を明るくできる点です。
吹き抜けの2階部分に窓を付けることで
より自然光を部屋に取り入れることができます。

隣の建物との間隔が狭く、日当たりが悪いというようなケースでも
部屋を明るくするために吹き抜けにすることがあります。

次にデメリットを紹介させて頂きます。

1つ目のデメリットは、
2階のスペースが削られる点です。

吹き抜けを作るということは、
二階のその部分には床がない、ということです。
もちろん、床がなければそこには部屋も収納もつくれません。

つまり、吹き抜けのない同じサイズの家と比べたら、
部屋の数が減ったり、収納が少なくなってしまうのです。
これが1番のデメリットだと考えられます。

2つ目のデメリットは、掃除が大変な点です。

吹き抜けの窓の掃除や、
照明器具のほこりの掃除など
手の届きにくい所は工夫しなければなりません。

3つ目は、1階の音が2階に伝わりやすい点です。

吹き抜けは1階と2階を繋げているので、
テレビの音や会話が2階にも伝わってしまいます。

以上が吹き抜けのメリットとデメリットでした!

 

さて、ここでお伝えしておきたいのですが、
よく「吹き抜けのある家は寒くなりますか?」と聞かれることがあります。

この質問に関しては、
建物自体の性能にかなり左右されます。

その性能とは、
ズバリ「断熱性」「気密性」です!

最近の住宅は昔と比べると、
かなり断熱性能と気密性能が良くなっています。

寒さの感じ方に個人差はあると思いますが、
吹き抜けのせいで冬に寒くなるということはありません。

ですので、吹き抜けを作ることは、
寒さの点ではデメリットにならないと思います。

寒さ対策でいえば、
吹き抜けと相性がいいものは「床暖房」です。

床暖房は、足元から温めた熱が2階にもあがってきますので、
かなり快適に過ごすことができます。

冬場の寒さが気になる方は、
床暖房も一緒に検討するのもいいですね!

以上、吹き抜けのメリットとデメリットを紹介してきましたが、
いかがでしたか?

私は、吹き抜けを作ったことで得られるメリットの方が、
生活するうえでは重要に思えます。

もし吹き抜けを作りたいけれど迷っている方には、
作ることをオススメします!

作ったときのデメリットを心配するより、
それを改善するための工夫を考えることにしましょう!

家は一生に1度の買い物ですので、
悔いを残さない素敵なお家にしてください!