新築をご計画される際きちんと選ばなければ
いけない物の一つに断熱材があります

たくさんの種類があるので
迷われる方も多いと思います

今回は種類の多い断熱材の中で
お選びになる方の多い

【吹き付け硬質ウレタンフォーム】

についてお話致します。

吹き付け硬質ウレタンフォームは
ポリウレタン樹脂を発砲させた
スポンジ状の断熱材です

小さな硬い泡の集合体に
熱を伝えにくい空気が
閉じ込められているため

優れた断熱性能が得られます

【グラスウール10K】という
別の断熱材の1.5倍の
断熱効果を保持すると言われています

しかし一方で
硬質ウレタンフォームは火に弱いのではないか?
と心配される声も聞きます

吹き付け硬質ウレタンフォーム
そのものが自然発火をする
ということもありませんし

熱硬化性プラスチック
という素材のため
高温になっても液化することがありません

火災の際には
約300℃~400℃でも液化せず

吹き付け硬質ウレタンフォーム
自体は炭化します

熱で溶けることがないため
火が付き一気に燃え上がるという
危険もありません

最後に
たくさんの種類がある断熱材ですが

それぞれの断熱材には
それぞれの特徴があります

また、各住宅メーカーごとに使われている
断熱材は異なります

それは、家の性能の違いにもなるので
ご検討されている住宅メーカーが
どんな断熱材を使用しているのかを

モデルハウスなどのスタッフにしっかり
聞いてみてください

さらに、
断熱材だけが火災時の被害を左右するわけではない

というのも覚えておいていただきたいです

例えば家の中からの発火の場合
まず火に当たるのは

・クロス(壁紙)

・石膏ボード(クロスなどを貼るための下地材)
です

もらい火などであれば
外壁材の防火性
重要になります

さらにはカーテンや家具なども影響してきます

たくさんの事が関わりますので
ぜひそのような性能も含めてトータル的に考え
より安心・安全なお家を建てられてください