住宅ローンを組んだあとの生命保険の見直し・・・
確かにどうすればいいんだろう?・・・と気になる所ですよね。

結論から申し上げますと・・・

生命保険の見直しは、毎月の固定費の削減のために
『必ず必要』とお考えください!
でも実は意外とそこまで考えておられる方は少ないのが実状です。

おそらく間取りの事やご予算の事、どのメーカーにするか?など
考えないといけない事が沢山あるので、そこまで気が回らない。
お気持ちは良く分かります。全て重要な事ですよね。

でも、保険の見直しも同じくらい重要な事だと意識して下さい。

理由を解説しますね。

住宅ローンを組むと、ただでさえ毎月の支払いで負担が大きく
なってしまう上に、光熱費や固定資産税など賃貸の時と
比べると毎月の固定費が増えてしまいます。

ですから、住宅ローンを組んだ後は少しでも固定費を削減する
必要があるんです。しかしながら固定費の削減が目的で
保険を見直す・・・ってなると、少し心配ですよね?
大丈夫です。保険を見直すのは、固定費の削減ではなく
払い過ぎの保険料を削減するのが目的で、結果的に
固定費の削減に繋がる・・・という事なんです。

この記事を読んでおられるのが、ご主人様と仮定した
書き方をさせていただきます。

生命保険というのは本来、将来的にご自身の身に何かあった時の
1.医療費や入院費のために入る
2.万が一の時の家族の生活保障のために入る

このような目的で加入しますよね。

ここで重要なのは2の万が一の時のための家族の生活保障です。

ご自身に万が一の事があった時は、その後ご家族が必要なお金は
1.生活費 2.学費 3.住居費 ザックリ書くとこの3つです。
現在はこの3つがカバーできる保険に加入されていると思われます。

住宅ローンを組むと、基本的には団体信用生命保険に加入します。

この保険に加入する事で、万が一の時にもご家族に住宅ローンは
残らないんです。つまり、ご自身に何かあっても建物は残す事が
できるので、将来的に住居費の心配がいらなくなるという事です。

そうなると、現在加入されているだろう生命保険は払い過ぎの
可能性が出てくるので、見直す事で保険料の削減を図る必要が
あるという事なんです。

ただし、共働きのご家庭や家族構成によって考え方が
異なってきますので、注意が必要です。

住宅ローンは生命保険に密接に関係してきます。
しっかり計画して、住宅ローンの支払いが始まった後も
少しでもゆとりが持てるようにしないといけないですね。