最近は、ほとんどの方が車を持っていらっしゃいますよね。
そして多くの方がマイカーローンで購入されています。
車を購入する時に組んだローンが有る為に、実は不利になる事があります。

 

何が不利になるかというと、
住宅ローンのお借入額が少なくなってしまうんです。
何故そうなるのでしょうか

 
住宅ローンを借りる時に、いくら借りられるかというのは年収が基準になります。
年収に対して住宅ローンマイカーローンの合計返済額を
決まった比率以内に抑えなければならないからです。

 

例を挙げてお話ししますね。
金利は2%、返済期間は35年、比率は35%とします。
年収が500万の方の住宅ローンの借入額は次の様になります。

 

車のローンが無い場合は4,390万円までの借入が可能です。
しかし、車のローンを毎月3万円返済していた場合は、
3,490万円の借入額になってしまいます。

 

この様に、車のローンを3万円返済されている方は、
お借入額が900万円も下がってしまいます。
その為、新築のご予算を抑えなくてはいけない事になってしまいます。

 

では、どうすれば良いか。
新築する為の頭金として、自己資金をお持ちの場合は、
車のローン完済の方に充当する事でお借り額を増やす事が出来ます。

 

この様にマイカーローンがある場合は、
新築の際の資金計画に大きく影響します。
住宅メーカーの方には、早めにご相談された方が良いと思います。

 
基準の返済比率は銀行によっても違いますので、
良いアドバイスがあると思います。