新築時に多くの方が利用される住宅ローン。
土地や建物を購入するために銀行から借り入れをする事ですが
殆んどの方が支払額や金利を気にしているように見受けられます。

もちろん支払額や金利も大切な事ですので、しっかりご検討を
しないといけません。しかし他にも同じくらい検討しないと
いけないのが・・・

保険です。

住宅ローンには団体信用生命保険(通称:団信)という保険が
附帯されている事が多く、最近はその保険にも
色々な種類やサービスが用意されているんです。

その保険の内容によっては現在ご自身で加入しているであろう
生命保険も見直す必要があるかもしれません。
詳しくはコチラ↓をご覧ください。

住宅ローンを組んだあと、生命保険を見直す必要はありますか?

さて、今回の質問。
住宅ローンのがん保険って必要ですか?

回答としては・・・できれば加入をオススメしたいです。

ただ一般団信と違い、ほとんどの銀行がオプション扱いのため
保険料として金利がプラスになり、毎月の支払額が高くなります。
無料ではないので注意が必要です。

ではオススメしたい理由はなんなのか?
それは、一般的ながん保険とは異質な内容だからです。

例えば一般的ながん保険の内容は(様々ありますが)

①診断給付金
②通院給付金・手術給付金
③先進医療給付金

大きくはこのような給付金がもらえる内容のものが多く
給付額は・・・

①が100万円前後、②日額1万円前後、③は1回500万円前後

「保険」ですので当然内容や金額には色々違いはありますが
まずはこれを参考に、住宅ローンのがん保険を見てみましょう。

住宅ローンに附帯させるがん保険は・・・
基本的には通院や手術の時の給付金はありません。

しかし・・・

「がん」と診断されたら住宅ローンがなくなる・・・

この内容のものがほとんどです。
もし住宅ローンを4000万円借入したら、その支払い義務が
なくなるんです。

おそらく・・・ですが、民間の保険屋さんのがん保険で
4000万円クラスのがん保険は無いのではないでしょうか。

逆に住宅ローンのがん保険には通院や手術の給付金がないので
住宅ローンのがん保険に加入したら、今 加入している
がん保険をやめてもいいか?と言われるとそれも違います。

ただ今のがん保険の内容を見直す事はできるかもしれないので
そこで少しでも毎月の保険料が圧縮できるのであれば
良い結果となるのではないでしょうか?

考え方も商品もさまざまある保険。
難しいとは思いますが、一つの考え方として・・・

「住宅ローンは保険商品でもある」

このような考え方もありますので、ご参考に。