『マイホームを建てたいなぁ…』と思いだしたら
『インターネットで調べてみよう』とか『最近家を建てた知り合いに教えてもらおう』
とかいろいろ考えると思いますが、とりあえず『モデルハウスに行ってみよう』
と思う方が多いのではないかと思います。

ただ、モデルハウス見学を何社か回った経験のある方から
よくこんな事を仰います。
『長時間説明を聞かされて疲れました…』

仰るように、各社いろんな『特徴』を持っていて
それを出来る限り全部お伝えする為に、知らず知らず
長ーい説明を聞いて頂いている状況が続いているのかも
しれませんね。

私自身、考えてみると反省しないといけない点が
少なからずありますね…

ただ、インターネットだけで情報を収集するよりも
住宅メーカーの方から直接お話を聞かれた方が
細かく内容が把握できるので、モデルハウス見学は
是非して頂きたいですが、モデルハウスに行ったことによって
『軽い気持ちで入ったら、凄く長い時間拘束されて長い説明を
聞かされて疲れてしまった』
『営業の売込みが凄くて不安な気持ちになった』
と思われて、お家づくり計画を延期される方も
沢山いらっしゃいます。

家づくりのタイミングはその人それぞれでしょうが
『マイホームを建てたい』と思った時に、モデルハウスに
来た事が原因で伸びてしまうのは心苦しいことです。

ではモデルハウスに行ったらどういった情報を収集できれば
いんでしょうか?

今回は、私なりにモデルハウスで聞かないといけない事、
見ないといけない事をまとめましたので、
今後のご参考にして頂けると幸いです。

まずは、お客様側の問題になりますが
どこにこだわってお家づくりをされますか?

お金、間取り、メンテナンスコスト、耐震性…などなど
様々なこだわりポイントがあると思いますが
まずは、お客様の中でどこにこだわりを強くもっているか
把握される事をお勧めします。

モデルハウスに行って『●●が特に気になるんですが…』
と営業マンに話せば、必ずその事を重視して話してくれると思います。
自分が聞きたい内容ですから、ストレスなく聞くこともできますよ。

ですが、沢山の事を考えるお家の事なので
こだわりポイントを一つに絞るなんてできない‼‼
と仰る方もいらっしゃいます。

そういう場合は、今のお住いに関してお困りの事などを
考えてみてください。

よくあるのが、『子供が生まれて今の賃貸アパートじゃ手狭になった』
などですね。

単純に部屋数のみでご不満であれば、既に完成している建売住宅などを
ご覧になるのも一つの策だと思います。

もっと深く考えていくと家族が増えたことによって
物も増えて空間が狭く感じるようになったから
収納スペースを増やしたい、そして出来る限りつかいやすくしたい

とお考えであれば、それぞれのメーカーでの収納スペースを
重視した間取り図や、収納スペースを実用的に使う為の
ご提案などをお聞きになってみるといいと思います。

また、『冬場の寒さをなんとかしたい!』とお考えであれば
断熱性、気密性に関して情報を収集していくと
今のご不満を綺麗に解消するお家に住めるかもしれません。

その場合は、実際にそのメーカーでお家を建てて
冬場の住み心地を経験しているお客様のところに
行ってお話を聞くことまでした方がいいでしょう。

現時点での困っている事などを、より具体的に
考えていくとマイホームに関して、どこにこだわりたいのかを
把握する事ができ、ただ長い説明を聞くだけじゃなく
自分が欲しい情報をピンポイントで得る事ができます。