住宅を建てた場合、毎月のローンは大丈夫!これなら支払も無理がない!
と安心されている方もいると思います。
しかし忘れてはいけない物があります。

それは固定資産税です。

固定資産税とは、『毎年1月1日を基準として、
土地・家屋を所有している人に市町村が課する税金』です。

では、支払開始時期はいつからかご説明しますね。

住宅を新築する時は土地を購入して建築する場合と、
建っているお家を解体して新築する事があります。

まず土地を購入した場合です。
1月1日が基準となっていますが、
土地に関しては、土地を所有した日から支払が発生します。
1年分の納付額を日割りで計算して支払う事になります。

次に、新築したお家の分です。
例えば5月にお家が完成した場合は、
その年の1月1日にはお家が建っていないので翌年からの支払になります。

それでは、解体したお家の分はどうでしょう。
同じ様に5月に解体した場合、
1月1日の基準日には、お家があるので1年分支払わなくてはいけません。

固定資産税の支払方法は、
4月~翌年3月分迄の納付書が送られてきます。
1年分が4期に分かれているので、該当月に支払っていく事になります。

この様に固定資産税は年度で支払う事になっています。

その為、新築のお家は翌年4月からになり、
解体したお家は翌年3月分迄支払う事になります。

但し新築住宅は一定の要件を満たせば、
3年から5年の軽減措置があるので少しお安くなります。

こういったことも知っておきましょう