「付帯工事費用」と聞いても
聞き馴染みが無いので、イメージしにくいですよね。

実は付帯工事費用とは、新築を計画するうえでは、
かなり重要な費用になります。

まず付帯工事をとは、
簡単に説明すると「建物本体以外にかかる費用」のことを指します。

今回は「建物本体以外にかかる費用」とは一体どんな物があるのかを
紹介させて頂きます。

1、仮設工事
新築工事中に大工さんや業者さんが使用する電気や水道代を指します。
現場に設置する仮設トイレもこの費用に含まれております。

2、電気外線引込工事
主に電柱から建物に電気を繋ぐ工事です。

3、屋外給排水工事
敷地内の給水管や排水管をつなぐ工事です。
建物の配置によって管の長さが変りますので、
工事の金額が変わります。

また、敷地内に水道管が引き込まれていない場合は
道路に埋設された水道管を敷地内に引き込む工事が必要です。

4、地盤調査費用
建築する土地が建物の重さに耐えられる地盤の強度なのかを
建築前に必ず調査します。

調査結果により、地盤が弱いと判定された場合は
地盤改良工事費用が別途かかります。

5、建築確認申請費用
新築を建てる場合は必ず役所に申請が必要になります。
建築確認申請を受けるための書類作成や手続きを
設計事務所に依頼する費用です。

6、品質管理費
建築現場の品質を管理するための費用です。
例えば、建物の周りを囲う足場や養生ネットなどが含まれます。

その他には、現場で出たゴミを捨てる
「廃材処理費用」など、様々あります。

品質管理費は建物の大きさによって金額が変動する場合もあるようです。

 

以上、付帯工事の内容を紹介させて頂きました。

上記の内容以外にも
ガスを希望される方は、ガス工事がかかったり、
下水道の設備がない地域には、浄化槽設置の工事が必要になります。

これらの工事は、新築を建てる上で必ず必要な費用になりますので、
新築を計画中の方は必ず理解しておきましょう!

最後に注意して頂きたいのが、
カタログや広告などで坪単価あたりの価格の表示がされていることがありますが、
建物本体価格のみの坪単価の価格を表示している場合があります。

チラシには付帯工事費が含まれていないことが多々ありますので
ハウスメーカーを検討する際は、価格の内容をしっかりと確認しましょう!