住まいの空間を縦に活用するスキップフロア
バリアフリー住宅が広がる一方で、バリアフリーとは
真逆のスキップフロアも人気ですよね

各階に少しずつ段差があり、こども達にとっては
まるでお家が全部が遊びの空間!収納も多く
大人もわくわくする間取りです

元々狭小住宅用の工法として考えられたので
住空間を広く感じられる一方で・・・「後悔した」
というご意見もあり賛否が分かれやすいんです

先ずスキップフロアがどんな建物かというと
下の画像のようにフロアの高さを半階層ずらし
1階と2階の間に中2階があるような建物です

その他にも1階の床を一部高くする
「小上がり」「ステップフロア」もあり
高さの設定も様々です

<メリット>

①立体的な広がり
床の高さが違うことで、その高低差を体感し
広く感じ実際よりも広く感じやすいです

②風通し、日当り
段差をうまく活用し窓を設置できれば
自然と風通しの良い住まいになります

③空間の有効活用
段差をつけた下などには収納空間を
たっぷり取ることができます

④家族の気配を感じる住まいに
開放感のでるスキップフロアだからこそ
違う空間にいる家族の気配も感じられます

<デメリット>

①建築コスト
一般的な2階建ての建物に比べると
やはり建物の建築コストは高くなります

②音
緩やかに住空間が繋がるということは
音もまた緩やかに抜けていきます

③光熱費
建て方によってはエアコンなどの
効率が落ちてしまうことがあります

④バリアフリーでない
当たり前ですね。
ホームエレベーターの設置も難しいです

簡単ですが代表的なメリット
デメリットのご紹介です

また、一般的には間取りをしっかりと
考えなくては、かなり使い勝手の悪い
生活しにくい住まいになるとのいわれます

縦に空間を有効活用するということは
設計する側にとっても、皆様にとっても
イメージしにくく難しいです

しかしながら、収納を多く欲しい
家の中でも適度な運動をとお考えの
方にはぴったりかもしれません

これから建てるお住まいの、全てを
スキップフロアにするのではなく
一部分に採用するのも良さそうです

ご家族皆様でよくよく、お話してください
皆様にとりましてこのブログが少しでも
お役立ていただけましたら幸いです