配線計画?なにそれ?と思われたかとも多いかと思います。

注文住宅を考える上で、かなり重要な計画です。

 

配線計画とは、電気のスイッチやコンセント等をどこに何ヵ所設置するかという計画のことです。
テレビ用コンセントやインターネットのLANケーブル、
エアコンの設置位置などの場所も考えないといけません。
また、どんな照明をつけるかによっても配線の数も大きく変わってきます。

 

配線の計画は、間取りを決めたり、内観の色を決めたり楽しい打ち合わせ後の
最終段階での打ち合わせをすることが多いですし、
色決めなどの楽しい打ち合わせに比べると、地味な打ち合わせですので、
意外に見落としがちな計画になる方が多いようです。

 

現に新築住宅に入居して、後悔したなと思うランキングなどにも
上位に配線計画がくることが多いです。

 

ですので、配線の計画をしっかりしておかないと、
住んでからコンセントが足りない…、ここにも付けておけばよかった…や、
逆に何も考えずとりあえずたくさん付けたため未だ使ってないコンセントがある…
などと、後悔してしまうかもしれません。

 

そこで、失敗しない配線計画をするための、
3つの大きなポイントと、その具体例をお教えします。

 

【ポイント1】 適材適所の場所に配線計画をする

 

スイッチやコンセントはたくさん設置することに越したことはないのですが
付ければ付けるほどもちろんコストアップしますし、
いたる所にコンセントがあるのも美観的にはかっこ悪いですよね。

ですので、どこにどんな家具や家電を置く予定なのか。
現在住んでいるところで、スイッチ位置やコンセントの数で不満に思うことがないか。
など、生活動線をイメージして事前に検討することをお勧めします。

 

【ポイント2】 電気のスイッチは動線にそって計画をする

 

電気のスイッチは、夕方家に帰ってきて玄関からリビングに行くまでや
寝る前にリビングから寝室に行って電気を消すまでには、
最低でも1回~2回はスイッチ押しますよね。
毎日のことですので、無駄な動きをせずに操作ができる場所に計画をしましょう。
間取りによって動線の流れや、設置場所も変わりますので、
担当者にしっかりアドバイスをもらうといいでしょう。

 

 

【ポイント3】 掃除機をかけるならどこにコンセントが必要か考える

 

リビングや各部屋のコンセント位置はしっかり考えて問題はないけど、
いざ住んでみて、掃除をしたら「ここにコンセントがあったらよかったのに…」と
ならないように、各部屋の配線計画も大事ですが、
家事や掃除をする場合に、必要な配線計画もお忘れなく!!