住宅ローンの利用をお考えの方は
『住宅ローン控除』という言葉を一度は
聞いたことがあるのではないのでしょうか。

 

他にも『住宅ローン減税』や『住宅借入金等特別控除』と
呼ばれることもあります。
 

『住宅ローン控除』とは、住宅ローンを利用して
住宅を購入、新築をしたときに、ある『一定の条件を
満たせば』利用できます。
 

入居した年から最長で10年間は所得税や
住民税の控除を受けることができる制度なのです。
 

また、この制度は若い世代での持ち家取得者も
増えている今、購入する人の負担を軽減することを
目的としている制度でもあります。

 

この住宅ローン控除があること自体はご存じの方が多いとは
思いますが、ではこの住宅ローン控除はどのような
条件でどのような申請を行えば使えるのかご存知でしょうか。
 

まず、住宅ローン控除の対象になる住宅ローンは一般的な
銀行やフラット35などの住宅ローンを借り入れたときです。
一般的に金融機関と呼ばれるところからの借入は対象になります。

 

反対に、住宅ローン控除の対象にならない
住宅ローンは親からの借入や職場の従業員
向けの貸付などです。
 

親や職場からの借入れは低い金利で借り入れをすることも
できるかと思いますので、その場合は控除額と住宅ローンの
利息を計算してどちらがお得か比べられてもいいと思いますよ。
 

初めの方に住宅ローン控除を利用するためには
ある『一定の条件を満たせば』と記述しましたが、
次回はその条件についてご紹介したいと思います。