家電量販店や大型家具店、
ショッピングモールに入っているような雑貨店等、
照明器具は様々な場所で販売されています。

これらのようなお店で気に入った照明器具を買って帰ったとして、
果たして自分で取り付けることが出来るのか、
気になりますよね。

これは、出来るものと出来ないものがあります。

まず、誰でも簡単に取り付けできるのが、
引っ掛けシーリング対応商品です。

引っ掛けシーリングとは何かというと
照明器具に電源を供給するために主に天井に設置される器具で、
照明器具の重量を支える役割も兼ねています。

こう聞くと何か難しく感じますが、
天井にこのような器具が付いているのを
見たことはありませんか?

引っ掛けシーリング

これが引っ掛けシーリングです。

この引っ掛けシーリングに取付可能な照明器具であれば、
簡単に取り付け可能です。

代表的なものが、シーリングライトです。

シーリングライト取り付け

付属のアダプタを使って、
電源の接続も、本体の取り付けも簡単に行えます。

シーリングライトの他にも、
コードやチェーンで天井から吊り下げるペンダントライトにも、
引っ掛けシーリング対応商品があります。

次に、レール専用商品はレールさえ付いていれば
レールに簡単に取り付けできます。

各メーカーでインテリアダクトスライドコンセント
呼び名は様々ですが、雑貨店等でよく見かけるレール。

レール

ペンダントライトやスポットライトを付けたりして、
お店の様な雰囲気を演出することができます。

レール専用商品は、取り付け部分をレールにはめ込むだけですので、
特別な工事は必要ありません。

ちなみに、このレール本体も
引っ掛けシーリング対応商品があります。

シーリングライトと違ってビス止めは必要ですが、
配線工事なしで取り付けできます。

逆に取り付けを専門の業者さんに
お願いしなければいけないのは、
直接線を繋がなければいけない照明器具です。

ダウンライトや壁付けのブラケットライト、
シーリングファンや外部照明等が該当します。

特にダウンライトは
天井に器具を埋め込むための開口とスペースが必要ですので、
まずは取り付けの相談をしてみてください。

最近では、電気工事なしで
簡単に取り付けできる照明器具も増えてきています。

照明器具を選ぶ際は、取り付け方法をよく確認して、
様々なタイプの照明器具で
お部屋づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

画像提供/パナソニック