住宅購入のみに関わらず
全てのお買い物に関係してくる消費税

2017年4月には、消費税率が10％に増税されます

増税前にマイホームを建てたい！
そう思われている方も多いのではないでしょうか

消費税率が8％のうちに家を建てたいと思われている方は
今後、どのような動きをしていけば良いでしょうか？

 

ポイントは大きく分けて2つです

【１】2017年3月31日までに建物の引渡しを受ける

これは当然のことと言ってしまえば、当然ですね。

2017年3月31日までに建物の引渡しを受ければ
それまでにかかった費用の消費税率は、8％が適用されます

 

 

【２】2016年9月30日までに建物の工事請負契約を締結する

これは『経過措置』といって
新税率施行日の半年前を「指定日」とし
「指定日」の前日までに締結した工事請負契約であれば
引渡しが新税率施工日以降になっても
旧税率が適用されるという内容です

つまり！！
2016年9月30日までに建物の工事請負契約を締結すれば
引渡しが2017年4月1日以降になった場合でも
消費税率は8％が適用されるということです

 

注文住宅であれば契約から引渡しまでは数ヶ月かかるのですが
引渡し時期により消費税率が変わるとなると
安心して契約を締結することができませんよね

「増税前にマイホームを建てれたらな・・・」
と思われている方は、2016年9月30日を
ひとつの目標に定めるのもいいかもしれません

 

ちなみに、2000万円の建物を建てた場合
消費税率が8％のときは、消費税が160万円
消費税率が10％のときは、消費税が200万円

消費税だけでも
増税前後で、40万円の違いがあります

 

40万円というと、どのようなものが購入できるでしょうか？

例えば、マイホーム購入の際に
一緒に揃えることが多い照明器具やカーテンなど

40万円あれば、商品の内容にもよりますが
照明器具やカーテンなどを
満足いく内容で揃えることができるかと思います

 

ただ
「2016年9月30日までに契約したからもう大丈夫！」
と安心しきってはいけません

建物完成後に行うことが多い外構工事
あるいは、新居に搬入する家具を購入されるなどの場合
2017年4月1日以降ですと
消費税率は10％になりますのでご注意くださいね

 

また、増税前の駆け込みが始まると
現場の数に比べ大工さんの数が足りないことも起こります

ご希望のお引渡し時期に添えなかったり
ということもあるかもしれません

以上の点を踏まえて
建物のことはもちろん、スケジュール等も
依頼する担当者に相談されることをオススメします