外壁はお家の顔となるので、
どんな色にするかでお家のイメージは
ガラッと変わります。

ですので、何色にするかとても悩みますよね。

また、なかなか頻繁に塗りなおせるものではないので
色選びはとても重要になります。

イメージしてた色と違った、汚れが目立つ
…といった失敗をしないために、
今回は外壁の塗装の色選びのポイントをご紹介したいと思います。

・なるべく汚れが目立ちにくい色を選ぶ
極端な色というのは、汚れが目立ちやすく、
特に白や黒は一番汚れが目立ちやすいです。

お手入れやメンテナンスを定期的に
行えないという方はなるべく避けた方が良いかと思います。

逆に、どんな色が外壁におすすめかといいますと、
グレーやベージュ、ブラウンなどです。

汚れも目立ちにくく、
なおかつ落ち着いた印象になるのでおすすめです。

・景観ガイドラインがあるか確認する
市区町村のなかには、「景観ガイドライン」を
定めているところもあります。

景観ガイドラインとは、
良好な都市の景観づくりを目的として、
建築物などの形や色などを規制しているところがあります。

せっかくこの色が良いと思って決めた外壁の色を
景観にそぐわないため塗りなおしてくださいと
言われたらショックですよね。

ですので、建築予定の地域には
景観ガイドラインが定められていないかを
確認しておくことがとても重要になります。

また、景観ガイドラインの有無に関わらず、
周りの家とのバランスを考えることも重要ですね。

・試し塗りをさせてもらう
業者さんにもよりますが、実際にご自身の建てる家の壁に
試し塗り(試験塗り)を行ってくれるところもあります。

もちろんその業者さんにお願いすることが前提ですが、
実際に塗ってもらうことで色選びの失敗を防ぐことができます。

・実際にその塗料を使った現場を見せてもらう
カラーサンプルなどで、良いなと思う色があった場合は、
実際にその色を使っている現場を見せてもらうと、
よりイメージができて参考になると思います。

また、建ってから数年経っている現場だと、
色の変化なども確認することができますね。

・面積効果に注意する
カラーサンプルを参考にイメージをわかせたい!
という方はたくさんいらっしゃると思います。

ここで注意しておきたいのが、面積効果です。

というのも、色というのは大きさが変われば
見え方が変わってしまうという視覚効果があります。

例えば、カラーサンプルでは濃い色だと思っていた色が、
実際に外壁に塗ると薄く見えてしまったり…。

ですので、先ほどもご紹介させていただきましたが、
塗料の試し塗りをさせてもらったり、
実際に外壁にその色を使っている現場を見させてもらうと
色選びの失敗を防ぐことができるでしょう。

 

以上が、外壁の色を選ぶ際に
注意していただきたいポイントです。

いかがでしたか?

簡単に何度も塗り替えることができないからこそ
外壁の色を決めるのはとても大切です。

冒頭でも申し上げましたが、
外壁はお家の立派な顔です。

じっくり時間をかけて、
納得した色を選んでくださいね。