夢のマイホームを考える際、
せっかくならアレルギー対策が
しっかりなされていることに
越したことはないですよね。

アレルギー対策にはいろいろありますので
今回は2つご紹介いたしますね。

アレルギー対策その1

 

 

空気環境でアレルギー対策をしましょう

 

 

 

新築一戸建ての空気環境には
3種類あります。

★ 第1種換気

第1種換気とは、とりいれる空気(給気)と
はきだす空気(排気)の両方を機械で
強制的におこなう方法です。

 

最近では、花粉や黄砂に加えて、
PM2.5などの非常に粒子の小さい物質も
増えてきましたよね。

 

そういった小さい粒子は、窓を開ける換気だと
当然、お家の中まで入ってきますよね。

 

最近、新築一戸建てでも
機械で、きれいな空気を取り入れて、
機械で排気する第1種換気を採用する住宅会社も
増えてきました。

 

メリットは、窓で換気しなくても
室内どこでも空気がきれいなこと。

 

デメリットは、コストがかかることと
機械なので、のちのちメンテナンス費用が
かかる場合があることです。

 

 

★ 第2種換気

第2種換気とは、とりいれる空気(給気)は機械で行い、
はきだす空気(排気)は自然に出す方法です。

空気を機械で取り込むので室外に比べて
正圧になります。

室外の汚染空気が室内に入ってくることはないので
一般的には、手術室などで採用されることが多いです。

 

 

★ 第3種換気

第3種換気とは、自然の空気を取り込んで
機械で強制的に、はきだす方法です。

第1種換気に比べてエネルギーを

あまり使わない一般的な換気です。

先ほどもお伝えしましたが、
最近では、花粉や黄砂に加えて、
PM2.5などの非常に粒子の小さい物質も
増えてきましたので
微粒子に対応したフィルターを換気口に
取り付ける方法もあります。

 

 

メリットは、第1種換気に比べて安価なこと。
機械ではないので、メンテナンスに手間がかからないこと。

 

デメリットは、微粒子対応のフィルターなどを
採用した場合、フィルターが根詰まりを
起こす可能性もありますので
定期的にフィルターの交換が必要になってきます。

 

 

アレルギー対策のその2

新築戸建てに使われている材料を
しっかり確認しましょう

 

新築をお考えになる際に
注意していただきたいのが
シックハウス対策です。

 

シックハウスとは直訳すると
病気の家ということです。

 

新居に引っ越したのに、体調を崩しやすかったり、
めまいや頭痛、吐き気などを引き起こしてしまう健康被害です。

 

 

それらを発生させる要因は、
室内のあちこちに潜んでいます。

 

例えば・・・
壁紙・天井・家具→ ホルムアルデヒド
カーテン → 防災加工剤
カーペット→ 防災加工剤・殺虫剤
などなど、、、

 

 

ホルムアルデヒドとは刺激性のある気体で、
木質建材の接着剤などに含まれています。

 

実はホルムアルデヒドを含む材料が
使われているかどうかを見分けるのは
簡単なんです。

 

新築戸建てに使用される建材には
ホルムアルデヒドの発散が
多いのか少ないのかが分かるマークがあります。

 

F★★★★(エフのフォースター)
F★★★ (エフのスリースター)
F★★  (エフのツースター)

または
非ホルムアルデヒド系接着剤使用

など、JIS・JASが表示記号があります。

 

F★★★★ ~ F★★は
★マークが多いほど安全性が高いことを示します。

 

F★★★★は最高等級の優れた健康建材に
国が認定する安心マークです。

F★★★★ 制限なしに使用ができる
F★★★  使用面積が制限される
F★★   使用面積が制限される
F★    使用禁止

 

住宅会社や建築現場を見られる際は
こういったこともしっかりと確認をすることで
住んでからの安心感が得られるはずです。

 

ただし、ご新築の材料が安全でも
ご購入される家具や、
持込みされる家具などが
シックハウスをもたらす原因になることもありますので
家具に関しても必ず確認をしましょう。

 

アレルギー対策を万全にして
快適で安心できるマイホームを手に入れてくださいね。