最近、断熱性能が高い住宅が増えてきましたが、
そもそも断熱性能が高い住宅ってどうやってわかるの?
って疑問に思いませんか。

 

 

目で見えるところで言いますと、
断熱材を厚くしたり、窓を断熱窓にしたり
家の隙間をなくしたり…etc

 

 

このように断熱性能をあげるには
さまざまな手段があります。

 
しかし、断熱材は、目に見えて性能がいいかどうかは分かりません。

 

断熱材は、熱伝導率熱抵抗値という計算方法を用いて
断熱性能を数値的に見ます。

 

 

熱伝導率とは、熱の伝わりやすさを数値化したものです
これは数値が低いほど、熱が伝わりにくく、断熱性能がいいです。

熱抵抗値とは、熱の伝わりにくさを数値化したものです
こちらは数値が高いほど、熱が伝わりにくく、断熱性能がいいです。
実際に各メーカーさんが出している熱抵抗値の
数値を比較した表があります。

断熱性能比較表
断熱材といってもこのように種類がたくさんあります。

グラスウールやロックウールや…etc

 

 

一番右列の“熱の伝わりにくさ”と書いてあるものが
いわゆる熱抵抗値です。

 

 

数値が高いほど断熱性能が高いことを表します。
この表で言うと、
現場吹付硬質ウレタンフォームという断熱材が、
この中では性能が高い言えます。

 

 

反対に、家庭用グラスウール50㎜がこの表の中では
性能が低いと言えます。
あくまでも一例の断熱材の比較表ですので、
表に載っていない断熱材もあるかと思います。

 

 

このように、断熱材を数値化してみると
分かりやすいですよね。

 

 

例えば住宅会社さんに行かれて、
“うちは断熱性能がいいんですよ!!”って言われるよりも
熱伝導率や熱抵抗値の値で比較されたほうが
信用できるのではないでしょうか。