住宅購入は人生最大と言われるほど高額な買い物です。
まして、高額な買い物なだけに住宅ローンの支払い期間も
長期になりその期間中には火災や台風、地震などさまざまな
自然災害のリスクを伴います。

そのため、住宅ローンを利用して住宅を購入する場合、
火災保険の加入が必須条件というケースがほとんどになります。

たとえ強制ではなかったとしてもこのような自然災害で
自分の家が全壊してしまったらどうでしょう?

住宅ローンを返済中の場合、当然返済が困難になりますし
融資をした金融機関も資金回収が困難になり
両者にとっては大変なリスクです。

このような万が一のリスクを回避するためにも
住宅購入を検討する段階では火災保険も予算組みを
しておくことが必要です。

近年の火災保険では
各地で起こる自然災害の発生率が高くなったこともあり
保険料が上昇傾向にあります。

保険期間も以前は住宅ローンの返済期間に合わせて
一括で加入するというのが一般的で、期間が長いほど
保険料も割安でしたが、これも10年までに短縮されるなど
不利になってしまいました。

しかし、そうは言っても保険料を比較するのであれば
現段階ではやはり保険期間は10年を選択するのが割安でしょう。

また、保険料の違いで言うならば
住宅の構造には木造もあれば鉄骨もありますし
戸建てもあればマンションもありますので
建物の構造によっても費用は変わります。

自然災害の発生率が高い地域と少ない地域など
住宅の建築所在地によっても変わります。

その他、マンションと戸建てでは
保険金額の設定も大きく違うのです。

マンションの場合の保険金額は、購入した時の金額から
敷地利用権に相当する部分を差し引き
更に専有部分と共有部分を分けて考えますので
所有者が加入するのはその占有部分になります。

そのためマンション購入金額と火災保険の保険金額では
かなりの差があると感じるかもしれません。

いかがですか?
火災保険といってもその内容によっては保険料も補償
もさまざまですね。
誰しも住宅は日常生活に欠かせないものです。
ましてや自分の家は自分で守らなくてはなりません。

加入の際には保険会社による補償内容や保険料の違いをチェックし
適正な保険に加入しましょう。