前の記事では『住宅ローン控除とはなにか』と
住宅ローン控除を利用するにはどのような条件が必要か
についてご紹介しました。

今回は『住宅ローン控除』を受けるための手続きについて
ご紹介いたします。住宅ローン控除は住宅ローンを借りれば
自動的に受けられるというものではなく手続きが必要になります。

 

まずは、手続きに必要な書類についてですが、

1つ目は【源泉徴収票】です。
これは会社にお勤めの方は年に一度、年末もしくは年始に
勤めている会社からもらう書類になります。

 

2つ目は【住民票】です。
住民票は購入した住宅の住所のものを取得してください。
役所で取ることができます。

 

3つ目は【登記事項証明書】です。

これは、法務局やインターネットで取得できます。
法務局もエリアごとに管轄が違いますので、自分の地域がどこの
管轄なのか調べて取りに行かれることをお勧めします。

登記事項証明書とは土地、建物の面積や持ち主、
借入した金額などが載っている書類になります。

 

4つ目は【住宅ローン残高証明書】です。
借入した金融機関から年に一度送られてくる書類で
申告するまで失くさないように保管しておきましょう。

金融機関によって送られてくる時期も異なるので、
事前に確認しておいた方がいいですよ。

 

5つ目は【売買契約書・請負契約書】です。
これは土地の購入時、建築会社との契約時に交わした契約書で、
収入印紙が貼ってある契約書のコピーが必要となります。

 

上記の書類がそろったらあとは、毎年2月から3月の間に
確定申告をしに確定申告会場へ行きましょう。
会場へ行けば係りの方が丁寧に教えてくれます。

確定申告会場はお住まいの地域によって管轄が違いますので
これも事前に調べて行くことをお勧めします。
また、混雑する可能性があますので、早めに行く方がいいと思いますよ。

毎年、自分で確定申告を行っている方以外であれば、一度申告をすると
2年目からは金融機関から届く『住宅ローン年末残高証明書』を勤務先に
提出するだけで住宅ローン控除の手続きをしてくれます。

個人事業主や会社に勤めていても自分で確定申告を行っている方は
毎年、確定申告をする際に住宅ローン残高証明書を
提出することで住宅ローン控除を受けることができるんですよ。

以上が住宅ローンをお借入される方にはぜひ知っておいて
いただきたい『住宅ローン控除』についてでした。
住宅ローンをお考えの方はぜひ参考にされて下さい。