大切なマイホームを建てるメーカーをどうやって決めようか。

モデルハウスを見学してきめるのが一番いいのかな~?

これからマイホームづくりを始めようとする方で、
住宅建設を依頼する会社・業者をどのように決めていくかは
とても大きな悩みの種です。

ネットやチラシ、雑誌などで情報を収集し
検討出来そうな会社を見つけて、実際に建物を見てみる・・・・

気に入った数社から、プランを依頼し見積をとる・・・

プラン・予算を比較検討し、選んだ一社と契約・・・着工・・・

これが、今のマイホームづくりの一般的な流れのように思われます。

住宅会社が建てている実際の建物を見るということは、
マイホームづくりを依頼する会社を決定する大きな要因となりますが、

今回は、その場を提供している
『 住宅総合展示場 』について触れてみたいと思います。

そもそも、住宅総合展示場とは何?というところからお話しましょう。

一言で言えば、住宅メーカーが数社~数十社集まって、
『 自社の商品(モデルハウス)を展示し、商談の場にしているところ 』です。
なにしろ、たくさんの住宅メーカーが集まって商品をアピール、
何人もの営業マンから、今だ今だ、と勧められ、

全然建てる気がなくても、一周まわって見終える頃には、
『 その気になってしまう 』 という、なんとも不思議な空間です。

そこで、営業マンに惑わされずに、
しっかりしたポリシーをもって見学するための注意点を、 
間取りという観点で、お話してみたいと思います。

モデルハウスは、建物の大きさが一般的な住宅の
1.5倍~2倍くらいあるのが大半です。

大空間がいたるところで採用され、構造の安全性はあまり考えず、
いかに見せ場をつくるかを重視して設計されているものが多いようです。

なかには、構造に無理があり、建築基準法に
適さないモデルハウスも見かけられます。

あくまで、どう魅せるかをメインに考えられた建物だと思ってください。

リビング・和室・水回り・個室など、どのように配置されているかを、
参考にする程度に、とどめておいたほうがよいでしょう。

モデルハウスのプランをそのまま採用・・・なんてことは
あまりお勧めできません・・・。

大空間は確かにステイタスを感じさせますが、
光熱費など経済性とは相反することが多いのも否めません。

夢の空間なので、現実的なものは無視して設計
しているものが多いようですね。

著名な先生の設計した建物も、『 家 』ではなく
『 作品 』の粋をでないものも 見受けられますね・・・・

ママの笑顔がたくさん見れる間取りは?

子育てに適した間取りは?

おじいちゃん・おばあちゃんに優しい間取りは?

パパが休日寛げる間取りは?

そんな眼で見学されたらどうでしよう・・・・。

きっとまた違ったものが見えてくると思いますよ・・・。