フランチャイズと聞くと、コンビニや飲食店を
イメージする方も多いのではないでしょうか?

聞いたことはあっても、意味はよく分からない、
もしくは、ハウスメーカーがフランチャイズだと
どんなメリットがあるのか分かりにくいですよね。

今回は、ハウスメーカーのフランチャイズシステムが、
どのようなものかを紹介させて頂きます。

まずはフランチャイズシステムを簡単に説明致します。

考える上で重要なキーワードが
「本部」「加盟店」です。

この二つが、どのような働きをしているかを
理解することでより分かり易くなります!

では、「本部」と「加盟店」がどんな働きをしているのか見ていきましょう!

本部
・商品開発
・経営指導
・広告宣伝
・資材購入 など

加盟店
・商品販売
・設計、施工
・メンテナンス など

それぞれの動きはこのような感じです。
「本部」と「加盟店」の間で分業することにより
効率化を図っています。

ではどんな目的があって、
フランチャイズにするのかといいますと
ズバリ!お客様に省コストで質の高い住宅を提供するためです!

ここでのポイントは、「低コスト」ではなく「省コスト」ということです。
コストを下げる為に材料の質を低くする「低コスト」ではなく
品質を下げずに無駄なコストを省くものが「省コスト」だと私は考えます。

フランチャイズシステムを導入すると
品質良いものを安く提供することが出来るんです。

 

省コストの為、具体的にどのような点を省いているのか紹介いたします。

1つ目は、本部による資材の大量一括購入です。

本部が全国の加盟店分の資材の価格交渉や一括発注をします。
そして、全国の加盟店へ提供することで、
価格の引き下げが可能になります。

例えば、お米を買う時も2キロと5キロを比べたら、
5キロの方が、1キロ当たりの値段は安くなりますよね!
このようなイメージだと分かり易いかと思います。

2つ目は、中間マージンのカットです。

大手ハウスメーカーでは元請けである住宅メーカーが
下請けの工務店に工事を発注し、
さらにその下の孫請け業者に発注する流れが一般的です。

そうすると、「本来の金額」に「下請け、孫請け業者の利益(中間マージン)」が
ドンドン上乗せされてしまいます。

このような「下請け、孫請け構造」が
価格の押し上げの原因になっています。

フランチャイズシステムでは、加盟店自身が直接施工することで
従来の中間マージンなどの無駄な費用を省くことが出来ます。

いかがでしょうか?

ハウスメーカーを比較する際、
「価格が安いから品質が悪い」「価格が高いから品質が良い」
簡単に考えるのは、あまりよくありません。

お家の購入は一生に一度の買い物ですのです。
価格と品質が合っているのかを
しっかりと考えて選びましょう。