オール電化か? 電気・ガス併用 どちらがいいのでしょうか?
最近、オール電化住宅ってすごく増えましたね。
ひと昔前とまでは言いませんが、
ガスが当たり前の頃から比べるとかなりの変わりようです。
オール電化はランニングコストが安い?とも言われていますが、
太陽光発電システムの普及が加速した背景も理由の一つかもしれません。

実際にはオール電化?とガス併用?
どちらが良いのか?
気になるところですね!!
しかし、ちょっと待ってください!
あなたにとって、その良し悪しを決めるのは何でしょう?

※光熱費の安いほう?

※安全性?

※使い勝手?

※初期費用・メンテナンスのお手軽さ?
比較の対象はさまざまです。
当然良いとこどりしたいのは誰しも同じでしょうが・・・
では、それぞれのメリットを少し
探ってみましょう。
まずはオール電化!

オール電化のメリット

1) 安全性の高さ

これは主にはIHクッキングヒーターを指すことになりますが、
火を使わないためガスコンロより安全性が高いと思われます!
ガスコンロと違ってIHヒーターは、近くに燃えやすいモノを置いたとしても
火が燃え移ったりすることはありません。

しかし、IHクッキングヒーターも機種によっては
IHではないヒーターと組み合わせてある商品もありますので
その場合は取り扱いの注意は当然必要です。
IH=火事にならないということではありません。
さらに・・・IHクッキングヒーターで付け加えるとすれば
実はガスコンロよりも火力が強いということです。
これは私のイメージですが、
ガスの強火 = IHの中火 くらいでしょうか!

お湯が沸くのも早く、時短ですかね?

 

2) 光熱費がお得

オール電化住宅の場合、電気料金は専用の料金プランの選択になります。

24時間の時間の中で深夜は割安料金になりますので、
電気を多く使う給湯器のお湯を沸かすなどはこの時間帯に行うように
設備の設定がされているのがほとんどです。

そして、この深夜電力の時間帯を利用して
炊飯・洗濯などの電気を使う家事をタイマー設定にて済ませるなどの
工夫もオススメです。

しかし、それとは逆に日中は割高料金になるため
どちらかといえば、日中は家に誰もいない家庭のほうが
料金メリットは大きくなるかもしれませんね。
3) 災害時の復旧の早さ

災害時、ライフライン(電気・ガス・水道)の復旧では
電気が一番早いと言われています。

これは都市ガスと比較した場合になります。
プロパンガスも復旧が早いので電気だけが早いというわけではありませんが・・・

 

ガス併用のメリット
1) コストを抑えられる

オール電化の場合と比較すると初期費用は割安に抑えられます。

例えば給湯器。
機種や容量にもよるのでしょうが、
ガス給湯器はオール電化給湯器よりも半分程度!

都市ガスの場合はガス管の引き込み工事が別途必要には
なりますので、工事費用まで含めたところで比較してみても
割安かもしれません。(地域や工事内容で差はあります)

また、給湯器などは家電製品のため当然ながら寿命があるため
交換などのメンテナンス費用まで考えると
大きな金額差になりそうですね。
2) 使い勝手

先ほど、災害時の復旧の早さについて電気が早いと話しましたが、
それは都市ガスと比較した場合の話で、逆にプロパンガスは臨機応変に対応
出来るのがメリットです。
ガスボンベさえ移動できれば、簡単に使用できます。

また、これは使い勝手というよりは仕上がりと
言ったほうがよいのかもしれませんが・・・(ここからは私の個人的な感想が大です)
お料理の仕上がり!
主婦の私としては焼き物・炒めものではガスコンロに1票でしょうか。
ごはんを炊くのもガスはふっくらとした炊き上がりで時間も早く仕上がります。

もちろん、電気炊飯器も高機能なものもありますので
どちらが良いというワケではありませんが、お料理においては
ガス派は根強い人気です!(お掃除はIHが楽かもしれません)
そしてもう一つ!
ガスの衣類乾燥機も短時間でふっくらと乾き、
最近では需要が延びているのだとか・・・

 
いかがだったでしょうか?

オール電化とガス併用のメリットについてふれてみましたが
少しは参考になりましたか?
私が思うに大事なことは、
選択する際に家族の生活を考え
何を優先するのか?  ではないでしょうか。

それぞれの特徴をよく比べて
あなたの家族の生活に合ったライフスタイルにしていただければと思います。